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【日本庭園部門】
jgar-info@kuad.kyoto-art.ac.jp


【歴史遺産研究部門】
rekishi-center@kuad.kyoto-art.ac.jp



現代文明は科学技術の発展と伴に、急速な進展をとげてきました。しかし、その一方で個人レベル、社会レベル、地球レベルでの様々な矛盾を抱えることにもなりました。

 このような状況を深く反省し、人類の未来に思いを馳せながら、これからの社会・文明のあり方を根底から問いただすのが私たちの使命だと考えています。

 日本庭園は自然と人間の深い関わりのなかから生まれ、育ってきました。それは生活に密着した存在であり、心の深さの表現であり、芸術性の発露であり、より快適な環境の追及であるともいえます。このようなトータルな視点から日本庭園をとらえることによって、人類共通の課題に迫っていくつもりです。

 平安時代以来、京都は、王城の地として栄え、人々は自然の美しさを心に深く刻み、これを都市文化に取りこんで、すばらしい生活環境を創造してきました。

 本部門は、この伝統ある京都において、日本庭園の総合的な研究を行い、芸術文化の創造と発展に寄与することを目的として設立されたものです。

 ここでは造園やランドスケープの分野からだけでなく、建築をはじめ、美術・工芸、生活文化としての茶道や、華道、あるいは精神文化の基である哲学・宗教など、さまざまな視点から日本文化としての日本庭園をとらえていきます。

 すべての研究は実施で検証され、現場に即したものへと昇華されなければなりません。したがって、実測や発掘調査、花粉・植物遺体の分析なども重要な研究手法として位置付けています。また、現場技術者との連携も不可欠です。

 これらの研究成果は公開講座や講演会、あるいは研究紀要などの出版によって情報発信するとともに、文化財庭園の修復・整備の設計や施工・維持管理の技術指導など、社会性をもった具体的な事業として展開し、積極的に社会に還元していくことを実践しています。